「仕事辞めたいな」って時に考えること
K.Z.N.です。
無職生活を謳歌しております。
といっても楽しいだけではないんですけどね。
思ったより大変だなというのが実感です。
さて、今回は僕が仕事を辞めるにあたって考えたことをお話したいとおもいます。
ちなみに、僕が仕事を辞める時の状況が
35歳
家のローン有り
2人の子持ち
副収入無し
という状況でした。
「貯金さえあればなんとかなるかな」と思ってましたが案外そうでもなかったです。
退職するには最終的に勢いです。でも勢いで困ることも多々あります。それが僕でした。
「しんどい」「楽しくない」なら仕事なんて辞めてしまえばいい
僕が仕事を辞めた理由は楽しくなかったからです。 でも仕事自体が嫌っていうわけではなかったです。
今まで沢山仕事してきました。 バンドをやっていたのでそれをメインにしながら出来る仕事をあれこれしてきました。
その中でやりがいがあったものもありました。
そういう経験があったため、楽しくないなら辞めちゃえという判断に至ったわけです。
どれだけの期間収入無しで耐えられるか
まず金ですね。何は無くとも金です。 特にうちは子どもを保育園にも入れているので。 これを当分の間は支払い出来るだけの貯金が無いといけませんでした。
コレに関しては何とかなるかなーって思ってました。貯金がある程度あったのと亡くなった父親が残してくれた遺産があったので。
とは言っても一年もつかもたないかくらいです。
会社が支払ってくれてたのを自分で支払わなければいけない
無職ってそれだけでもお金払わなきゃいけないことあるんですね。
僕、コレ退職届け出してから気がつきましたw
今まで手取りがまた、これまで給料から差し引かれていた
年金
保険料
住民税
これらを自分で支払っていかなくてはなりません。
自分の場合はこれらが合計で約6万円。
つまり、何もしてなくても毎月これを支払わなければなりません。
うーん、無職になってもお金かかるんですね。
家賃は払えるかどうか
僕の場合、家を購入しててボーナス払いなしです。
なので淡々と支払いしていくだけですが、これが賃貸とかの場合、更新料とか気にしなきゃいけないですね。
まぁでももしかしたら何か支払いをしなきゃいけないかもです。その時はまた追記します。
家族の了承はOKか
ここは所帯持ちなら特に重要になります。 よっぽどお金に余裕があるか 亭主関白、もしくは奥さんが理解あるなら 良いかもしれませんが(それにしたって一人よがりなら最悪ですが)、そうでないならかなり慎重に考えなければなりません。
というのも仕事辞めて毎日一緒にいるのはかなりストレスを相手に与えてしまうからです。
特に子どもに対しての向き合い方が重要になってきます。
例えば自分が「イクメン」と考えていたとしても実際ずっといると子育てはかなり大変なことに気づきます。
なぜ泣いているのかわからない「黄昏泣き」 やミルクを飲まないなど。
こういったことは多々あります。
それで結局二人で面倒みていることになると子どもの世話をしているんじゃなくて子どもの世話ができていない自分を世話してもらっているなんてことになってしまいます。
これはイクメンと呼びません。
って自身の経験で痛感しました。
セーフティーネットはあるか
これが一番大事になってきます。 おそらく家族を説得するにも 自分自身の精神を安定させるにも これが必要になってきます。
具体的には
「辞めた後に復職出来るなり他の職につけるかどうか」
です。
結局、貯金にしたって減る一方。
退職して何かビジネスを始める人もいるかも知れませんがそれがダメになったときにそこから動き出すと遅い場合もあります。
転職サイトなどで登録しておくと向こうから色んなオファーが来ます。
もしろんすぐしなくてもいいんですが、見ていると社会の視野が広がります。
そして自分の可能性も広がります。
自分もとある公共系シンクタンクに一度お声がかかり一次面接が通り、2次面接まで行ったことがあります。
その時は32歳。業界未経験でした。
それ以上はその時バンドの大事なライブが重なって無理だったので諦めましたがそういうことはあるのです。
自分で可能性を限っているととんでもなく損をしてしまいます。
まとめ
仕事がしんどいなら、楽しくないなら辞めてしまえ、というのが持論です。そんなことに人生の時間使っているなんて馬鹿らしいですし、それにしがみつきながら愚痴や悪態をついているのは損です。ストレスほど体をいじめてることはないと思っています。
無職になって自分を見つめ直すことも必要だと思います。
そうはいっても、セーフティネットは確実に張ったほうが退職生活がより楽しいものになると思います。