こざーーーな!!!

同志社大学院卒→バンドでメジャーデビュー→辞めて社会人→無職→未経験でWeb業界にて悪戦苦闘。2児のパパ。

元メジャーアーティストで現在Web業界人。社会不適合者です。

都会で「村」という発想

僕は現在、絶賛無職中でございます。

 

そんな僕は2年前に買った都内の新築一戸建てに住んでいます。

 

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クソ貧乏バンドだったのに何故か家が買えました。

僕は買う気無かったのですが嫁さんが「どうしても欲しい!」というのでダメ元でローン審査してもらったら通りました。

 

今でもよく審査とおったなーと不思議に思ってます。

 

理由はよくわかりません。

 

貧乏してた割には借金をしたことがない(あくまで金融機関には)のとバイト感覚でしたが大企業にいたからでしょうか。

 

ちなみに不動産の人が言ってましたが家買うのを決めるのは最終的に奥さんであることが多いそうです。

 

とかくそんな家と基地として都会から隔絶して引きこもって生活しております。現在36歳です。2人の子持ちです。よろしくお願いします。

 

なお、この物件建て売りでございまして。

 

同じ敷地内に5棟建ってます。

 

見た目はそんな変わんないんですがそれぞれ若干広さや間取りが違うわけで。

 

うちが一番安いです。不動産の人にそこしかローン審査通らないだろうと言われました。その時自分の甲斐性の無さをつつかれたような気がして少し悲しくなったこと覚えてます。

 

とかく、全棟埋まっておりそれぞれにご家庭がございます。

 

それがなんの偶然か5棟中4棟がそれぞれ0〜4歳の子どもを抱えているのです。

 

それなので親近感というものも湧きそうなもんです。

 

が、しかし引っ越しのあいさつ以来目立って交流はしてません。

 

一戸建てで気になる近所付き合い

よくある話だとは思いますが近所トラブルを避けるためです。 

 

また、僕はそもそもあんまり人と交流しないのです。

 

人と話すことをそこまで欲していないのです。

というより、人と話すことでストレスを抱えるのが嫌なのです。

 

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それより家でやっすいストロングチューハイ飲みながらYouTubeで懐かしの映像見つつ1人管を巻いてるのが好きなのです。

 

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ところがです。

 

ある週末、同じ敷地内のお隣さんと夕暮れ時に最寄りの駅近くでばったり出会いました。互いに家族総連れ状態です。

 

「あーどうも―」

 

とお互いあいさつして「今日は何されてたんですかー?」

なんて軽い会話を交わしました。

 

そして家の近くになってもうそれぞれの家に帰ろうかと言う時にお隣さんは言うのです。

 

「今からご飯食べに行きません?」 

「えっ???」

 

嫁は僕だけ行かそうとしてきました。

僕は裏切られた気がしました。

 

しかし、お隣さんは

「みんなでどうですか?」

 

となったのでみんなで行くことになりました。

 

年上恐怖症

ご主人さんは僕よりも年上でございます。

僕は少し年上恐怖症なところがありまして。

 

というのが礼儀というかマナーをあんまり知りません。

例えば年上の人と食事行った時などに

席の順番をどうしたらいいのかとか良く分かりません。

 

かつて京都の大学に通ってた時に同じ徳島出身の仲間を集めて地元の阿波踊りに出るというのをやった時に大学OBの方に資金を出資してもらったことがあります。

後日その御礼と報告を兼ねて食事することになったのですが、僕がそのOBの方の前で何の断りもなくタバコを吸ってすんごい怒られたことがあります。

 

一緒に出席してた仲間からもその後窘められました。

 

それがトラウマとなっています。

 

そっから学ぶのではなく後ずさったのです。

ぼくはガラスのハートの持ち主なのです。

割れた後も治そうとせずにチクチク触ってるような人間なのです。

 

また、バンドばっかりやってていわゆる社会人としての付き合いをしたことがないのもあります。

 

接待とか考えただけでも恐ろしい。

 

とかく、そんな僕にとって近所の方との付き合いとは素人にZepp東京でいきなりワンマンライブやらせるようなもんです。

 

わかんない例えしてすみません。

 

んで結局・・・。

緊張しながら家族総連れでお店に向かいます。

向こうはご夫婦とお子さんが1人。

うちは夫婦と子ども2人。

 

向こうのお子さんはうちの長女と年が近い。

 

なので共通点たっぷりです。

 

話すことはいっぱいあります。

 

でもそれ以上に話すことがストレスです。

ずっと何か半笑いになっています。

 

フレンチのお店に到着しました。

フレンチといってもカジュアルな感じ。

 

んで色々お話しました。

 

結局、思いもかけず楽しく過ごせました。

 

大胆な発想

それというのも、ご夫婦が

 

「せっかく一緒の敷地内に住んでいる、みんな同じ‘村’の人間として交流出来たらなー」

 

としきりに言うのです。

最初は

「どういう意味??」

と思ったんですが、面白い発想だなーと思いました。

  

出身地はもちろん違いますが同じ時期に引っ越ししてきて

家族構成も良く似てる。

 

確かに共通する点は色々あるなーと思ったのです。

 

なにより同じ敷地内に住んでるというくくりで

しかも都会で「村」という概念で捉えるのは非常に面白いなと感じました。

 

とかく、僕からしたらなかなか素敵な考えをお持ちのご夫婦でした。

 

後はご主人がフランクな方でした。

 

むしろこっちのほうが僕にとっては大事だったりします。

 

その後

 そしてその時にご主人とLINEを交換しました。

 

「今度は2人で飲みに行きましょう」と。

 

こんなあいさつ僕からすることは全くないですし社交辞令かと思ったら

 

今日「飲みに行きましょう」と誘いがきました。

 

すっかり前に仲良くなったのがリセットされています。

ブログ書きながらまた半笑いになってます。

 

緊張の表れです。

なかなか年上恐怖症のトラウマは消えません。

 

 でも今日も頑張ってきます。