業界トップクラスの安値のDMMモバイルのメリット・デメリットを調べてみました
ただでさえ安いMVNO業界の中でも月額料金最安値とも言われるDMMモバイル。
今回はDMMモバイルの特徴や注意点について解説していきます。
DMMはどんな会社?
DMMって結構すごい会社で元々レンタルビデオだったんですがそっから急成長。今は動画配信が有名なんですが今だと英会話や太陽光発電、家事代行、証券とか色々やってるんですよ。
ちなみに「DMM」ってどういう意味かというと
「Digital Media Market」
の略です。
っていうのを後付けで決めたらしいですよw
元々は特に意味が無かったらしいですwww
なんて雑なw。
DMMモバイルの特徴・メリット
それではDMMモバイルの特徴を見ていきましょう
とにかく安い
とかく安いんです。料金表を見てみましょう。
シングルコース
シングルコースは主に1人で契約する際に選びます。
インターネットだけ使いたい場合はデータ通信SIMプラン、
ネットも電話もしたい場合は通話対応SIMになります。
ちなみにこの中にあるライトとは
高速通信ではなく200kbpsという低速モードになるプランです。
データ通信SIMでライトなら440円で使えるというのは業界でトップクラスに安いです。
シェアプラン
1人が大容量の契約をしてみんなで分けるプランになります。
表貼っても見えにくいと思うので解説しますね。
例えば家族3人で8GBプランをシェアするとします。
SIMのプランは一般的によく選ばれる通話対応SIMだとすると
8GBプランで4,080円。
1人あたり約2.3GB使えて1,360円で収まります。
DMMモバイルの面白いところはシェアプランで通話対応SIMとデータ通信SIMを混ぜて持つことが出来るということですね。
こうすることでスマホは通話対応SIMを利用してタブレットにはデータ通信SIMを使うなんて組み合わせも可能です。
なお、注意があって1~7GBプランの場合はSIMの追加料が2枚目以降300円発生してしまいます。
なので7GBや5GBプラン選ぶなら8GBにしたほうがいいですね。
安さの理由は実店舗を持たないから
さて、これだけ安いDMMモバイル。
その安さの理由はDMMモバイルが実店舗を持たないからです。
DMMって他のサービスも実店舗持たないのが多いんです。
そのため人件費などがかからず安く抑えることが出来るんです。
DMMトークで通話料が安くなる
DMMモバイルでは「DMMトーク」というアプリを提供しています。
このアプリを使って通話することで通話料が20円/30秒のところが10円/30秒と半額になります。
さらに「10分かけ放題」というオプションに入ると(月額850円)1回あたり10分以内の通話なら回数無制限で無料になります。
高速データ通信ON/OFF切替えが可能
なるべくデータ通信量を減らさないために高速データ通信のON/OFF切替というのがあります。通常だと下り最大500Mbpsの速度が0.2Mbps(200kbps)まで制限されますがデータを消費しないというメリットがあります。
そしてDMMモバイルの面白いサービスとしてバースト機能というのがあります。
通常、低速モードになるとニュースサイトの読み込みやSNSの読み込みでもテキスト中心であればさほど読み込みに時間がかかることがありません
ところがそこに写真などが添付されているとやはり読み込みに時間がかかってしまいイライラしてしまいます。
これを解決するのがバースト機能です。
低速制限時であってもインターネット接続時の初めの2、3秒前後は速度が0.2Mbpsから10Mbpsまで上昇して読み込むというものでその間にデータを大量にとりこむことが出来るのです。
こうすることで低速時でも読み込みが速く出来るのです。
もちろんあくまで瞬間的に速度を速くするだけなので動画再生などには対応出来ませんがSNSやニュースチェックなどを利用する人には便利な機能です。
ただし、注意があって低速モードでも3日間で366MB以上のデータ通信を行うとさらに制限がかかってしまいます。公式ページではどこまで制限されるか明確に言及されていませんが一説では100kbpsまで制限されてしまうと言われています。こうなるとテキストだけのサイトでも読み込みに時間がかかってしまうので要注意です。
取り扱い端末が豊富
DMMモバイルではSIMだけではなくスマホ本体も取り扱っています。その種類が結構豊富です。格安SIM業界だと人気のHUAWEIシリーズやZenfoneシリーズもあったり国内メーカーだと富士通やSHARPもしっかりあります。
そして面白いのはタブレットやWi-Fiルーターも扱ってます。
先ほども触れましたがシェアプランで一回線は音声通話SIM、もうひと回線はデータ通信にしてタブレットに挿すっていうのも良いですね。
よね的所感
さてここまでDMMモバイルの長所について触れてきましたがもちろん良い面だけではありません。ここではわたくし、よねが感じたデメリットについて解説していきます。
実店舗が無いうえでのサポートは弱いかな
DMMモバイルのメリットである月額料金の安さ。これは実店舗がないからという説明をしました。ということはその分サポートを強化してるかなと思ったんですが言えばそうでもないですね。
DMMモバイルで買った端末が故障した場合に交換対応という修理対応や月額制のウイルスセキュリティソフトのサービスがあるんですがそれ以外は無いです。
例えば操作が不安な時に遠隔操作でサポートしてくれる格安SIM会社とかありますがそういうのはありません。
楽天モバイルなんか出張サポートまでやってますから(データ移行くらいしかやってくれませんが)。
そのため、スマホ初心者には少しハードルが高いかなと思います。
取り扱い端末の数は多いが割引が若干弱いかな
取り扱い端末が多いのは良いんですが割引が弱いです。
せいぜいHUAWEI系にポイントがついたり割引が適用されるくらいです。
HUAWEI系選ばないのであれば端末はAmazonなどで別で買ってもいいかもですね。
バースト機能はいいが3日間366Mbpsの通信量の制限がある
DMMモバイルの「バースト機能」はとても良いなと思っています。
ところが低速時にインターネットが366Mbpsまでしか通信出来ないというところがネックです。
なのでSNS系で動画とかもよく見る人には少し厳しいかなと思います。
でもテキスト中心のものであればバースト機能はとても良いです。
よね的DMMモバイルまとめ
以上をもってDMMモバイルとは
- 実店舗を持たないのでとても安い
- シェアなどでも安い
- その分サポートは少ないので初心者には不向き
ということになります。 ある程度スマホを熟知しているITリテラシー高めの人には是非オススメのMVNOであると言えます。