LINEモバイルのメリット・デメリットを詳しく解説!実はSNSヘビーユーザーにオススメだ!
(2018年1月7日更新)
無料通話アプリLINEが提供しているLINEモバイル。
LINEと言えば日本で利用されている無料通話アプリでトップです。
もはや連絡手段では音声通話やメールよりLINEアプリを使う時代です。
そんなLINEが提供しているLINEモバイルの特徴やメリット・デメリット、契約する上での注意点などを解説していきます。
LINEモバイルはどこの会社が運営してるの?
その名の通りなんですがLINEモバイル株式会社が運営しています。LINE株式会社100%出資の子会社です。
ちなみにその親会社がNAVER。NAVERまとめで有名ですね。
LINEモバイルの社長は嘉戸彩乃という方です。
入社1年目で社長に就任ということで話題になりました。
LINEモバイルの社長、嘉戸彩乃とは何者? 入社1年で社長に抜擢された、その理由とは。#LINEモバイル #嘉戸彩乃 https://t.co/nQDJCANZ2A
— CAREER HACK/キャリアハック (@CAREER_HACK) 2017年11月30日
なぜLINEがモバイル業界に参入したかというとやはり無料通話アプリ「LINE」の普及を狙ったからだそうです。
そのため、LINEモバイルの大きな特徴としてはLINEが使い放題ということです。
そしてプランによってはLINEだけじゃなく、FacebookやTwitterなどのInstagramなどのSNSも使い放題になります。
つまり、LINEモバイルはSNSユーザーにとってオススメな格安SIMなのです。
LINEモバイルはドコモの回線を使っている
LINEモバイルに限らず格安SIM会社は大手キャリアから回線をレンタルしています。
LINEモバイルはドコモから回線をレンタルしています。
格安SIM会社はそれに自社の回線も用意している場合がありますがLINEモバイルはそれはありません。
そして多くの格安SIM会社はドコモから回線をレンタルしています。
LINEモバイルのよく言われるメリットや特徴
それではよく言われるLINEモバイルのメリットについて触れましょう。
LINEに代表されるSNSがカウントフリー
やはり先ほど触れたようにLINEが「カウントフリー」ということでしょう。
「カウントフリー」の説明をすると特定のインターネットやアプリをどれだけ使っても通信量を消費しないというものです。
料金プランを低くしてしまうとネットやアプリをなるべく使いすぎないように気をつけなきゃいけないですがカウントフリーがあるとそういうことを気にせずに快適に利用できます。
これは大手キャリアには無い大変魅力的なサービスと言えます。
なお、カウントフリーには大きく二種類あります。
- 通信速度を制限することでネットやアプリを使った時の通信量がカウントフリーになる
- 通信速度は制限せずに特定のサービスをカウントフリーになる
前者のカウントフリーをとっている格安SIMはUQモバイルやmineoなどです。
この場合、LINE以外もカウントフリーになりますが、速度が遅くなってしまいます。
LINEモバイルは後者になります。そのため、例えばネットを使いすぎて通信速度制限がかかったとしてもLINEは速度制限を受けずに使えるというメリットがあります。
またLINEモバイルは「LINE」以外に、プランによってTwitterやFacebook、Instagramなど他社の有名なSNSツールもカウントフリーになります。詳しく見ていくと
LINEフリープラン
LINEアプリの通話やトークが使い放題
コミュニケーションフリープラン
LINE、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題
MUSIC+プラン
上のSNSに加えてLINE MUSICが使い放題
になります。ちなみにLINE MUSICとは定額制音楽サービスでストリーミング再生で1800万曲以上がきき放題のサービスです。
MUSIC+プランまで必要な人がどこまでいるか微妙ですが(というのも日本ではあまり流行っていないから)、追加料金や速度制限が無くSNSがカウントフリーになるコミュニケーションプランやLINEフリープランはLINEモバイルならではだと思います。
料金が格安SIM会社の中で安い
LINEモバイルは月額の利用料金が安いことでも有名です。
それではプランと料金を見ていきましょう。
LINEフリープラン
LINEがカウントフリーで使えるプランです。
選べるデータ容量(月に使えるインターネット容量)は1GBのみです。
プランは
インターネットだけ出来る「データ」、
それにSMS機能を加えた「データ+SMS」、
データと音声通話が出来る「データ+SMS+音声通話 」
から選びます。
なお、「SMS」とは「ショートメールサービス」で本来はメッセージ機能として使われていましたが最近ではアプリ等の本人認証で使われることが多くなっています。
LINEも本人認証でSMSを利用する場合があります。
「電話しないからとにかく安くしたい。でもLINEは使う」
と言う場合はデータ+SMSのプランを選ぶとよいでしょう。
コミュニケーションプラン
LINEに加えてFacebook、Twitter、Instagramがカウントフリーになります。
データ容量プランは3~10GBから選ぶことが出来ます。
このプランになるとデータだけという選択が出来ません。
まぁSNS利用前提プランなんで当然と言えば当然だと思います。
MUSIC+プラン
上記SNSに加えて「LINE MUSIC」がカウントフリーになるプランです。
データ容量プランは3~10GBから選ぶことが出来ます。
いつでも電話
格安SIM会社では独自の通話アプリを使って通話料が安くなるサービスを提供しているところがあります。
LINEモバイルでも「いつでも電話」というアプリで通話すると通話料が半額になります。
20円/30秒が10円/30秒になるというわけです。
ちなみにこれはIP電話ではありません。電話回線を使っているので通話品質は劣化しません。
さらに「10分電話かけ放題オプション」というのに加入すると1回あたり10分以内の通話が何度かけても無料になります。月額880円となります。
LINEの年齢認証が出来る
LINEモバイルはLINEの年齢認証が出来ます。実は他の格安SIMでは年齢認証が出来ないのです。
年齢認証が出来ないデメリットとしてはLINE IDを登録できないということです。
遠くに離れている友だちや知り合いを友だち登録する際にIDが役に経つのですが登録が出来ないとかなり不便になります。
端末セット購入が出来る
LINEモバイルではSIM契約と同時に端末購入することが出来ます。
品揃えとしてはまずまずといったところです。
SIMフリースマホでは人気のZenfoneやHUAWEIも取り扱いがあります。
端末保障オプション
LINEモバイルは端末修理対応します。
大手キャリアであればその会社で購入した端末しか修理しませんが
LINEモバイルではLINEモバイル経由で購入した端末以外に自分で用意した端末の修理も対応する(持込端末保障)もやっています。
SIMのみ契約の人にもやさしい保証です。
よね的観点でのジャッジ
以上を踏まえて実用的にどうなのかジャッジしたいと思います。
速度はそこまででもない
色んな回線速度調査を見る限り、LINEモバイルの回線速度はそこまで速くありません。
格安SIM会社の中では中くらいという感じです。
大手キャリアから乗り換えた人だとストレスを感じるかもですね。
LINEであっても動画などはカウントフリー対象外
LINEモバイルはLINEやFacebook、twitterなどSNSサービスがカウントフリーと言いましたが例外があって、SNS内で動画を見てしまうとデータを消費してしまいます。LINEトーク内で配信されるライブストリーミング動画(LINE LIVE機能)やペリスコープなどがそれに当たります。SNS内でURLを踏んで他のサイトに飛んだ場合もデータを消費してしまいます。
店舗展開が少ない
LINEモバイルの取り扱い店舗はまだ一部の量販店だけで数はまだまだ少ないです。
ちなみにこちらで詳細は確認できます。
取り扱い店舗 | LINEモバイル | 選ばれる格安スマホ・SIM
サポートが微妙
LINEモバイルは電話での問い合わせ窓口を設けていますが対応時間が10~19時です。この時間帯が少し微妙だなと思います。
LINEモバイルの問い合わせ先
<電話でのお問い合わせ>
0570-087-275
営業時間 10:00-19:00(年中無休)
<メールでのお問い合わせ>
お問い合わせフォームはこちら
<LINEでのお問い合わせ>
いつでもヘルプ ※LINEモバイル公式アカウントのメニュー「いつでもヘルプ」からお問い合わせできます。 LINEモバイル公式アカウント(LINE ID:@linemobile)
仕事している人だと20時以降も対応してほしいところだと思います。
僕がコールセンターで働いていた時は20時以降の問い合わせも良く受けてたので。
端末セット販売がおいしくない
上でも触れましたがLINEモバイルはSIM契約と同時に端末を購入出来ます。
ところが割引などがありません。
そして若干割高です。
例えばHUAWEI P10とかだとLINEモバイルでは61,800円ですが
Amazonで買うと54,769円で購入できます(2017年12月8日現在)。
Huawei 5.1型 P10 SIMフリースマートフォン グラファイトブラック 【日本正規代理店品】 P10/VTR-L29/Graphite Black
- 出版社/メーカー: HUAWEI(ファーウェイ)
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端末持ち込みも対応してるので端末はAmazonで買ってSIMのみLINEモバイルで契約するってのがいいですね。
ちなみに社長がそもそもセット販売での割引をあまり好ましく思ってないようです。
解約時にSIMを返却しなきゃいけない
解約の時の話なんですがSIMカードを返却しなければいけません。
返却しないと3000円請求されちゃいます。
返却するだけではありますがちょっと面倒ですね。
家族割などが無い
料金の安さゆえに家族割などがありません
LINEモバイルをオススメする人
以上LINEモバイルの特徴をまとめると
- SNSがずっと高速で使える
- 料金も安い
- 端末は他で買ったほうがいい、あるいは今あるものを使ったほうがいい)
ということになります。
なのでLINEモバイルがオススメの人としては
- SNSヘビーユーザー
- 通話そんなしない人
- ドコモユーザーで2年以上の人
などです。ちなみに最後のドコモユーザーのところはLINEモバイルがドコモ回線を使っているのでドコモ端末にSIMを挿せば使えるからです。また2年経つと割引などが終了しているからです。(ドコモじゃなくてもSIMロック解除出来る端末を持っているならau、ソフトバンクユーザーも当てはまります)
になります。逆に声電話重視、SNSやらない人(結構こういう人います)、端末セット割が欲しいと言う人はあまりオススメしません。