こざーーーな!!!

同志社大学院卒→バンドでメジャーデビュー→辞めて社会人→無職→未経験でWeb業界にて悪戦苦闘。2児のパパ。

元メジャーアーティストで現在Web業界人。社会不適合者です。

​ 小学生の時に給食を残してた子は偉いんじゃないかというお話

​先日こんな記事書きました。

www.kozaaana.com

 
そんな話と真逆な話になってしまいますがw
 
 
先月こういうニュースがありました。
 
子どもを持つ親としては生徒も保護者もなかなかやってられんて話ですわなぁ。
給食費払ってるやんけってなると思うんです。
 
でも、僕はこのニュース見て思ったんです。
 
「小学校の時、給食を残してた子って実は偉いんじゃないか」
 
と。
 
 

僕は本当によく食べる子だった

僕自身の話になります。
 
僕は小学生時代、給食というのを残した記憶がありません。
 
きちんと完食してました。
むしろおかわりガンガンしてました。
 
好き嫌いもありません。
 
唯一嫌いだったのがレーズン。
 
レーズン入りの食パンやサラダがあってか~なり苦手でしたがそれでも食べてました。
 
友達が横で「これ美味しくないや~」とかちょっとだけ食べて「腹いっぱい~」とか言ってるのみて「悪い子だな~」と思ってました。
 

f:id:kozaaana:20171011154731j:plain

 

食べることで褒められてた

小学校の時って食べることが良いことだという雰囲気でした。
 
給食が余ってるとせっかく作ってくれた給食センターのおばさん(って呼んでたなぁ)に申し訳ないとか
 
食べることがある種のヒーローとか
 
そんな風潮でした。
 

f:id:kozaaana:20171011155956j:plain

 
特にもったいない精神は鍛えられて友達が残した牛乳とかデザートも食べてました。
 
小学校4年生の冬だったと思いますが
牛乳を1リットル以上飲んで腹壊して早退するなんてこともやらかしてました。
 
それでも当の本人は勇み足程度の意識でした。
 
そんな中で培われた食への「もったいない精神」が後々厄介になってきます。
 

自分のコンディションより「もったいない精神」を優先

かつて仕事してるときにはよく飲みに行ってたりしてたもんです。
コミュニケーションの一つとして大事だと思いますが
 
多少体調が悪くても「付き合いが大事」ってことで
行ってました。
 
んで出てきた食事はきちんと食べる。
食べ残しを見るとなるべく食べる。
 
飲み放題、食べ放題になると
「もったいない精神」炸裂で
とかく食べてました。
 

ダイエットでもったいない精神が邪魔で邪魔でもう

仕事辞めてからすっかり太ってしまった体を
元に戻す為にダイエットを始めました。
 
ダイエットでまず僕がしなきゃいけなかったのが
 
食事制限
 
でした。特に僕は実家が農家で米は買わなくても
手に入ることからバンバン食べてました。
 
それをダイエットの為に制限していったのですがその時に空腹もさることながら
食べないことへの罪悪感に苛まれたのです。
 
実家から送ってもらった米が減らない。
古くなるしもったいない気持ちが。
 
また、1日3食きちんと食べなきゃいけない。
そうしないとなんか悪いことしてる気がする。
 
分からない人には分からない人かもですが
これが本当にやっかいでした。
 

食事は思ったより体に負担がかかる

 
ダイエットにおいて食事はカロリー面での話が多いですが
それ以外にも重要なのが
 
「食べ物により内臓への負担」
 
です。
 
どういうことかというと例えば食べ物を食べると消化という行程がありますが
食べ物によって胃の中にとどまっている時間が変わります。
 
果物なら20-30分
野菜は1-2時間
炭水化物は2-4時間
たんぱく質は4-6時間
 
といった時間がかかるそうです。
 
タンパク質なんて一回食べたら次の食事にまで残ることもあります。
 
しかも
 
そこから小腸で消化したものから栄養を吸収したりします。
 
しかもしかも
 
内臓や腸は体の老廃物を排出する役割も果たしています。
 
 
なのでなるべく胃や腸などの内臓に負担をかけない食習慣が大事になってきます。
 

ダイエットで成功したのは減量よりも食べ物への意識かも知れない

なんとか2ヶ月で15kg減量に成功した今(2ヶ月で15kg痩せたのでその方法を全部公開しよう - こざーーーな!!!)、

「もったいない精神」がかなり弱くなったと思います。

 

たまの外食で大盛り無料を注文しなくなりました。

 

ちょっと迷うけど。

 

お腹いっぱい状態で子どもや嫁さんが残してるものがあっても

無理に食べなくなりました。

 

ちょっと罪悪感あるけど。

 

これからますます年を重ねていく上で減量より「もったいない精神」に固執しなくなったほうが大事かも知れません。

 

いや、減量も大事です。

 

給食残してた子は自分で自分の管理が出来てたのでは

話を戻します。

 

小学校の時に給食を残してた子は自分で自分の体調が

把握出来てたんじゃないかと思うわけです。

 

「食べられない」

「美味しくない」

 

というのもある種立派な自己表現。

 

先生だって人の子です。

生徒全員の体調を隅々まで管理出来ません。

 

体調が悪かったり、朝ごはん食べ過ぎてたりする時は

無理して食べなくてもいいんです。

 

逆にとにかく給食がっついてた僕なんかは

自己管理が出来てなかったのです。

 

先生や友達に褒められたい、良い子になりたい、が強すぎたのです。

 

小学校の僕へ

おい。キミ。

 

食べて褒められて調子乗ってるかもやけど

そのおかわり3杯目に手をつける前にまず2杯目に手をつけた時点で

既に腹いっぱいになっているんやぞ。

 

おい。キミ。

 

友達に余った牛乳勧めらて

それを飲んで

褒められて

喜んでるかも知らんが

その友達はただただ自分の分が処分出来たと喜んでるだけや。

 

おい。キミ。

隣の子が残してるのをそんな怪訝な顔で見るな。

その子は自分より体調管理が出来てるかも知れんのだぞ。

 

あぁ3杯目食べてしまっとるやないか。

 

f:id:kozaaana:20171011161734j:plain