こざーーーな!!!

同志社大学院卒→バンドでメジャーデビュー→辞めて社会人→無職→未経験でWeb業界にて悪戦苦闘。2児のパパ。

元メジャーアーティストで現在Web業界人。社会不適合者です。

OCN モバイル ONEのメリット・デメリットを調べてみました

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NTTコミュニケーションズが手掛ける「OCNモバイル ONE」。

あまりCMでは見かけませんがユーザー数は多いです。

今回OCNモバイル ONEのメリット・デメリットについて解説したいと思います。

OCNモバイルとは?

OCNモバイルはNTTコミュニケーションズが運営している格安スマホです。

「OCNモバイル」という名前の由来は同じくNTTコミュニケーションズが運営している日本最大規模のインターネットプロバイダにちなんでいます。

 

そのため、OCNの大きなインフラをバックボーンとして通話プランはもちろん、インターネットのプランやバリエーションが豊富です。

 

というより後で詳しく説明しますが少し独特です。

 

ちなみにかなり余談ですが僕はOCNのスタッフで働いてたことがありますw

そのためOCNモバイルに関して詳しくお話出来ればと思いますw

OCNモバイルの特徴

OCNモバイルは多くの他の格安SIMと同様に

  • データ専用SIM
  • SMS対応SIM
  • 音声対応SIM

の三種類を用意しています。解説すると

データ専用SIMはインターネット専用で通話が出来ません。

SMS対応SIMはデータ専用SIMにSMS機能が追加されたものです。電話は相変わらず出来ませんがLINEやFacebookなどSMS認証なアプリが利用できます。

音声対応SIMはSMS対応SIMに音声電話機能が追加されたものです。

 

それでは料金プランを見てみましょう

  月額基本料
  コース 通話音声SIM SMS対応SIM データ専用SIM


110MB/日 1,600円 1,020円 900円
170MB/日 2,080円 1,500円 1,380円


3GB/月 1,800円 1,220円 1,100円
6GB/月 2,150円 1,570円 1,450円
10GB/月 3,000円 2,420円 2,300円
20GB/月 4,850円 4,270円 4,150円
30GB/月 6,750円 6,170円 6,050円
500kbps
(15GB/月)
2,500円 1,920円 1,800円

この表を見てわかりますがOCNモバイルには一日に何メガバイトの容量が使えるのかという日単位のコースと月に何ギガ使えるのかという月単位のコースがあります。

 

これがOCNモバイルの特徴です。

データ容量が月単位と日単位のどちらかを選べる

OCNモバイルの特徴が契約プランを選ぶ際に使える高速データ容量を月単位にするか日単位にするかを選ぶというところです。

日単位を選ぶメリット

通常、多くのスマホの契約は月単位です。月にどれだけデータ容量が使えるかをプランで決めます。月単位で使えるデータ容量を決める契約で問題になるのがでインターネットやデータの使い過ぎによる通信制限です。

スマホでYoutTubeなど動画をついうっかり沢山見てしまうとデータ容量を使いきってしまい、通信速度が大幅に制限されて低速な状態でインターネットやアプリを利用しなければなりません。

 

ところが日単位でデータ容量が決まっていると一日単位で使えるデータ容量こそ少ないですが通信制限がかかっても翌日には制限が解除されるというメリットがあります。

 

ちなみになぜ110MBかというとスマートフォン利用者の月間平均通信量が3.53GBということで一日あたり110MBになるからということだそうです。

月単位の中に500kbpsコースがある

もうひとつOCNモバイルの特徴として通信速度を500kbpsで使えるコースがあるということです。

通常、OCNモバイルは受信時値最大速度が262.5Mbpsです。

これを約500分の1の500kbps(メガからキロに下がってます。)に制限することで月に15GBと大容量使えるにもかかわらず、料金が安く抑えることが出来ます。

ターボ機能

OCNモバイルの通常のインターネット速度は265.5Mbpsです。これを「高速モード」としてOCNモバイルは高速モードと速度を200kbpsまでに抑える

 切替え機能「ターボ機能」というものがあります。

これによりデータ容量を節約することが出来ます。

具体的には動画など大容量のデータを消費するときは高速モード、SNSやニュースなどテキスト中心のものを利用する場合はターボ機能をオフにするといった形です。

バースト転送機能

契約したデータ容量を使いきってしまった場合に通信速度制限がかかります。

この場合にバースト機能が働きます。インターネットやアプリを使った場合に数秒だけ高速通信になるというものです。これで写真などが貼りついているサイトやSNSの読み込みが速くなります。

 

なお、バースト転送機能は一度データ通信を切断する必要があります。端末の再起動や機内モードの切替で対応します。

 Wi-Fiスポットが無料で使える

日本最大手のインターネットプロバイダーだけあってWi-Fiスポットが無料で使えます。

その数は全国82,000か所。駅やカフェ、ホテルなどで利用できます。

 

なお、いちいち手動で接続しなくても初回設定しておけば自動でつながります。

OCNでんわで通話料がおとくに

OCNでんわアプリもしくは「0035-44」を先頭につけて発信すると通話料が半額になります。

さらに

10分かけ放題(月額850円)で1回あたり10分以内の国内通話が回数無制限で0円

トップ3かけ放題(月額850円)で国内通話料上位3番号の通話料が0円

かけ放題ダブル(月額1,300円)で上の2つのサービスを受けることが出来ます。

050 plusが通話対応SIMで無料

インターネット回線で電話するIP電話。元々、OCNはADSLや光ファイバーで提供していました。その技術を使ってスマホでもIP電話が出来ます。

OCN光モバイル割

OCNはインターネットプロバイダなので「OCN光」というインターネットサービスがあります。この「OCN光」とセットでOCN光モバイル割という割引が受けることが出来、毎月200円割引きになります。

 

デメリット

速度が遅し

NTTコミュニケーションズが運営しててドコモの回線を使っているので速度が速いのかといえばそうではありません。利用者が多い分混雑しがちです。

ただOCNモバイル側でも随時回線増強は行なっています。

料金が若干高め

料金が若干高いです。データプランで700円は安くありません。

カウントフリーが微妙

実はOCNはカウントフリーがあります。

カウントフリーとは特定のアプリやサービスをどれだけ使ってもデータ通信量を消費しないというものです。

それは良いことなんですが適用されるサービスが

「050plus」とクラウドサービス「マイポケット」だけです。

 

そもそも利用する機会もあまりなさそうなので少し微妙ですね。

まとめ

 OCNモバイルはやはりプロバイダだけあってWi-Fiが無料で使えたり、日ごとの容量が決められといった点が有利です。ドコモ端末利用したい人やフレッツ光ユーザーならOCNモバイルはオススメです。